笹島倉庫の始まり

創業77年の信頼と実績

1946

昭和21年12月24日

創業者 伊藤郷司

戦火に因り市内営業倉庫の大半を焼失し、産業復興、事業の再建、食糧保管にも支障しつつある状況下、旧国鉄職員時代に培った倉庫指導監督経験そして信頼関係を生かし、倉庫営業にて産業発展に寄与すべく、名古屋市瑞穂区大喜町1丁目21番地に金森醸造の酒蔵8棟2,283㎡を以って、株式会社金森倉庫を26歳のときに創立し、同時に営業を開始しました。

倉荷証券

1950 昭和25年

名古屋市中央卸売市場に、白鳥営業所を開設

1951 昭和26年

名古屋市中央卸売市場に、白鳥第1号倉庫を開設

1956 昭和31年

笹島倉庫建物株式会社の業務一切を継承し、笹島営業所を開設

1957 昭和32年

商号を笹島倉庫株式会社と改称
本店事務所を、名古屋の鉄道拠点である名古屋駅新貨物取扱所(後の笹島駅)、名古屋市中川区百船町1丁目45番地に移転

旧)本社事務所

1958 昭和33年

笹島駅・中川運河堀止に、笹島第3号笹島第6号笹島第7号倉庫を開設

1960 昭和35年

名古屋港の海運と笹島駅の鉄道輸送を船舶で結ぶ水運物流の軸として開削された中川運河沿いに、小栗橋笹島第5号倉庫を開設

旧)小栗橋倉庫

1961 昭和36年

笹島駅・中川運河堀止に、笹島第1号笹島第4号倉庫を開設

旧)本社倉庫

1963 昭和38年

名古屋市中央卸売市場に、白鳥第2号倉庫を開設

旧)市場営業所倉庫

1965 昭和40年

近い将来トラック輸送の陸路物流拠点として期待される愛知県小牧市に、内陸部倉庫の進出として小牧第A号倉庫を開設
従業員数 事務15名 作業25名

旧)本社周辺地図

1966 昭和41年

名古屋市中川運河沿いに、東海橋倉庫を開設

1968 昭和43年

名古屋市中川運河沿いに、小栗橋笹島第6号倉庫を新設

1971 昭和46年

笹島倉庫 創業25周年

1974 昭和49年

愛知県小牧市に、小牧第B号倉庫を開設

1980 昭和55年

愛知県小牧市に、小牧第C号危険品倉庫を開設

1982 昭和57年

愛知県小牧市に、小牧第D号倉庫を開設

1985 昭和60年

名古屋市笹島駅に、笹島第3号倉庫2階建を新設
愛知県小牧市に、小牧第E号倉庫小牧事務所第F号を開設

小牧倉庫 6,600m2

1986 昭和61年

名古屋市笹島駅に、本社事務所2階建を開設し、本店を、現在の名古屋市中川区百船町7番2号に移転

1996 平成8年

笹島倉庫 創業50周年

1999 平成11年

名古屋市中川運河沿いに東海橋倉庫(北棟・南棟)事務所を新設
従業員数 22名

2005 平成17年

第二代 伊藤滋、代表取締役に就任

2011 平成23年

愛知県小牧市の小牧第B号倉庫を改修

2021 令和3年

愛知県小牧市の小牧第C号倉庫東を改修

2021 令和3年

笹島倉庫 創業75周年

中川運河の沿岸倉庫群

 京都大学工学部建築学科の柳沢究先生(当時、名城大学理工学部建築学科)の研究室において、今後の中川運河の水辺空間のあり方を検討するための基礎データとして、上流部沿岸倉庫群の調査が行われ、2016年に調査報告「中川運河遺産:倉庫から見る中川運河の魅力(小栗橋~篠原橋版)」が公開されております。弊社の倉庫も一部掲載されております。ご興味のある方は、下記の研究室リンクをご覧ください。
※中川運河倉庫カタログ2016

 2021年1月、金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)において、名古屋市主催による現代美術作品を展示した「都市の方舟/Arc of The City」 が開催されました。名古屋都市センターが2013年度から取り組む、名古屋市の中心部と名古屋港を結ぶ中川運河の活性化を目的とした中川運河再生文化芸術活動助成事業「中川運河助成ARToC10」に参加したことがあるアーティストらによる作品です。その中の「運河のリズム・シリーズ」では、1968年(昭和43年)当時の弊社倉庫の一部が描かれております。ご興味のある方は、下記のリンクをご覧ください。
※都市の方舟2021